長時間透析

患者様の長寿が期待できる6時間の長時間透析をお勧めしています。
当院では2007年12月より5時間の透析を開始いたしました。
透析時間の延長後は、健康状態や身体症状(特に筋肉の痛み・皮膚のかゆみ・皮膚の乾燥・息切れや立ちくらみ・吐き気や胃の不快感・水分の制限・食事の制限など)の改善が見られています。

1.長時間透析は、長生きできる

日本の透析患者さんの10年生存率は、40~50%です。
しかし、長時間透析では、80%という数字を出している施設があります。

2.長時間透析では、ほとんど家族と同じ食事

透析量が多くなるとより多くの尿毒素が除去され、より自由に食事(カリウムは少し制限が必要ですが)ができるようになります。
透析時間が長いと水分をゆっくりと除去できますので、透析中の血圧が安定します。

3.長時間透析では、薬を減らせます

長時間透析なら、リンを減らすお薬、便秘を改善するお薬、高血圧のお薬、胃薬、カリウムを下げるお薬などの服用量を減らすことが可能です。

4.長時間透析では、関節の痛みを和らげます

短時間透析では、アミロイドというたんぱく質は十分に除去できません。どんなに性能の良いダイアライザーを使っても、血液透析ろ過(HDF)でも、血液はきれいになっても、アミロイドは時間をかけないと十分に除去できません。長時間透析はアミロイドをしっかりと除去し、関節や骨への沈着を防ぐことが出来ますので、関節の痛みを和らげます。

5.透析患者さんの死亡原因の1位は心不全、 2位は感染症、3位は脳血管障害

長時間透析では、ゆっくり除水することにより、心臓の負担を軽くできます。たくさんの尿毒素を取り除き、動脈硬化の進行を遅らせます。十分な食事を摂れるため、栄養状態が改善します。

 

長時間透析にご興味がある方は、気軽にお問い合わせ、ご来院ください。
専門医が詳しくご説明いたします。