CT検査
X線を体の周囲から当て、輪切り画像を撮影する検査です。
全身のほとんどの部位を検査でき、少ない時間で多くの情報を得ることができます。必要に応じて造影剤を使い、より詳しい検査をします。
現在の機種では、被ばく低減機能が搭載され、画質を向上させながら被ばく量を低減でき、安心・安全に検査を受けていただけます。
当院では、全てのCT検査画像を専門の放射線科読影医が読影しています。
また得られた画像データから、技師が3D画像などを作成し、診断、治療効果の評価、術前評価、患者さんへの説明などに利用しています。
誰がみてもわかる画像を目指して
特に尿路結石治療(TUL)では、スタッフはもちろん、専門知識のない患者さんが見てもわかる、「誰が見てもわかる画像」を目指し、 独自考案したCTカラーマッピング3D処理 を全症例で作成しています。
治療経過の確認、手術前、手術中、術後評価に当院ではなくてはならない画像として活用されています。
結石カラーマッピング
尿路結石のみを赤色に表示し、だれでも一目で結石を見分けることができ、複数回に分けた治療でも経過がわかります。
複数回の検査では、被ばく線量を30-50%低減し撮影しています。