腹膜透析

腹膜透析とは

お腹の中に透析液を入れ、腹膜を介して水や老廃物を取り除く方法です。血液透析にくらべ、身体への負担が少なく楽な療法です。
腹膜透析の方法は、CAPDカテーテル(お腹に植え込んだ管)を使って、腹腔内へバッグに入った約2Lの腹膜透析液を入れます。数時間後にこれを空のバッグに出して捨て、新しいバッグをつけ換えて、お腹の中に新しい透析液を入れます。このような操作を1日4~5回、自分で行います。液の出し入れなどバッグの交換には1回に約30分かかります。

腹膜透析には、自分で透析液を交換するCAPDと、機械が自動的に透析液を交換するAPDの2種類があります。

・CAPD(Continuous Ambulatory Peritoneal Dialysis:連続携行式腹膜透析)
 約5~6時間ごとに、バッグを交換し、24時間連続して透析を行います。

・APD(Automated Peritoneal Dialysis:自動腹膜透析)
 寝ている間に装置が自動的に4~5回液の出し入れを行います。
 夜間だけでは不足になる場合、昼間に追加する方法もあります。

CAPDカテーテル留置術

腹膜透析を導入・開始するには入院が必要です。
まず、お腹に透析液を出し入れするための管(CAPDカテーテル)を植え込む手術をします。これは脊椎麻酔下で、1時間程度で終わります。
入院中に、腹膜透析療法についての学習と訓練を行い操作に慣れていただきます。個人差もありますが2~3週間で退院できます。