病院だより
当院でのできごとやイベント、勉強会などの様子をみなさまにお届けします。
2019年9月より、ブログ記事「病院だより」と「院内活動」を統合いたしました。
ネフローゼWEB講演会
2024-09-20
「難治性ネフローゼ症候群に対するLDLアフェレシスの展望」という内容で講演しました。
2024年にLDLアフェレシスの保険適応対象疾患が拡大され、難治性ネフローゼ症候群に対する治療の選択肢が広がり、腎臓・アフェレシス領域のホットトピックの一つで注目されています。
今後当院でも、難治例に対しては従来の治療に加えて、積極的に早期にLDLアフェレシスを取り入れ、ネフローゼ離脱を目指します。
[腎臓・高血圧内科 島]
[腎臓・高血圧内科 島]
病院機能評価の認定を受けました
2024-09-11
慢性腎臓病の脂質管理に関して講演しました
2024-09-10
脂質異常症は症状が出にくいため、健康診断等で数値の異常を指摘されても、食事運動療法や生活習慣の見直しのみを行い、受診が遅れる傾向があります。
慢性腎臓病におけるLDLコレステロール、中性脂肪の管理の重要性に関して話しました。
当院の腎臓・高血圧内科外来では、脂質異常症の患者様一人ひとりに、LDLコレステロール、non-HDLコレステロール、中性脂肪の個別目標値を設定し、脂質異常症の専門である動脈硬化専門医が専門治療を行います。
当日すぐに検査結果をお伝えし、必要な場合には管理栄養士による栄養指導を行い、薬物療法のみに頼らない治療を心がけています。
健康診断等で異常を指摘され、ご心配な患者さまは相談してください。
慢性腎臓病におけるLDLコレステロール、中性脂肪の管理の重要性に関して話しました。
当院の腎臓・高血圧内科外来では、脂質異常症の患者様一人ひとりに、LDLコレステロール、non-HDLコレステロール、中性脂肪の個別目標値を設定し、脂質異常症の専門である動脈硬化専門医が専門治療を行います。
当日すぐに検査結果をお伝えし、必要な場合には管理栄養士による栄養指導を行い、薬物療法のみに頼らない治療を心がけています。
健康診断等で異常を指摘され、ご心配な患者さまは相談してください。
[腎臓・高血圧内科 島]
島医師の論文が Clin Exp Nephrol 誌に掲載されました
2024-09-05
腎臓・高血圧内科の島 久登医師の腎線維化に関する原著論文が、Clinical and Experimental Nephrology に掲載されました(筆頭および責任著者)。
The association between renal medullary and cortical fibrosis, stiffness, and concentrating capacity: an observational, single-center cross-sectional study.
https://link.springer.com/article/10.1007/s10157-024-02538-y
以前より、日常臨床における腎生検の病理組織で、同様の病歴や検査値でも尿細管間質の線維化が進行している症例と、進行していない症例の違いや治療経過、腎予後に関して、興味を持っていました。
母校の東北大学で腎線維化抑制に関する基礎研究に取り組んだ後(https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5432497/)、前任地(川島病院)でヒトの腎病理組織を用いた腎線維化に関する臨床研究を行い、関連する因子などを検討し、その結果をまとめ、当院着任後に完成させました。
今後も、Bed to Bench, Bench to Bed を心がけて、日常診療や研究に取り組みたいと思います。
The association between renal medullary and cortical fibrosis, stiffness, and concentrating capacity: an observational, single-center cross-sectional study.
https://link.springer.com/article/10.1007/s10157-024-02538-y
以前より、日常臨床における腎生検の病理組織で、同様の病歴や検査値でも尿細管間質の線維化が進行している症例と、進行していない症例の違いや治療経過、腎予後に関して、興味を持っていました。
母校の東北大学で腎線維化抑制に関する基礎研究に取り組んだ後(https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5432497/)、前任地(川島病院)でヒトの腎病理組織を用いた腎線維化に関する臨床研究を行い、関連する因子などを検討し、その結果をまとめ、当院着任後に完成させました。
今後も、Bed to Bench, Bench to Bed を心がけて、日常診療や研究に取り組みたいと思います。
[腎臓・高血圧内科 島]