診療放射線技師 中田 拓史

- 入職のきっかけ、動機はなんですか?
現在の病院開院2年前に募集があり、旧病院時代に受けました。
正直、若かったことも有り安易な理由で、早々に募集のあった施設というのも決め手でしょうか。病院として初めての診療放射線技師だったので戸惑いだらけのスタートでしたが、周りの方々にサポートしてもらいながら、少しずつ今も進み続けています。
- 仕事の内容を教えてください
表現が難しいですが、医療でのプロの写真家のイメージでしょうか。
小規模な病院ですが、いろいろな画像診断装置、画像処理装置が導入されています。診療放射線技師は、それぞれの装置の特徴を理解し、活かし、患者さんに合わせた撮影条件など駆使して、診断へと繋げていく画像(属に言われるレントゲン写真)を提供する仕事を担っています。放射線検査、超音波検査が主です。泌尿器科、透析科の多くの手術では、術中透視を使用するので手術関連の仕事も多いです。
- 仕事で大変なことは何ですか?
仕事では、外来、入院の検査が一度に多く重なった場合や緊急性が高い検査や処置等いかに優先順位を付けて、患者さんや診療に影響がでなようにするかを考えています。
もう一つは、常に維持していくことです。放射線技術は、びっくりするくらい早いスピードで進歩していくので常に情報をアップデートしていく必要があります。気がついたら一昔、二昔前の考え方で仕事をしていたなんてことは避けたいですね。
- 仕事のやりがいを感じるのはどんな時ですか?
患者さんの治療や診断に繋がっていく仕事にやりがいを感じます。
後は、患者さんやスタッフに「ありがとう」を言われた時ですね。
- この仕事に求められることは何だと思いますか?
まずは、安全、安心に検査を受けてもらえる状態を続けることです。
どの部門も同じですが、1つのサイクルが停止すると診療に大きな影響が起こりますからね。あと迅速かつ正確に進めること。そのために点検業務、機器や画像情報管理などしっかりと他部門と連携しながら行っています。
しっかりと患者さんとコミュニケーションがとれることが第一です。患者さんの訴えが画像処理にも反映できればと常々考えていますので、短い検査時間の中でどれだけの情報を得ることができるかを考えています。
スタッフからの相談であれば、まずは話を聴いて、自身にできるアドバイスはしますし、引き出しが少ないので分からない場合は、一緒に考えていきますね。

- 仕事での必須アイテムは何ですか?
画像診断に関わる機器やパソコンですね。これがないと仕事ができないですから、道具の手入れはしっかりしています。
あとは、”体”と”自信を持つこと”です。見て判断する場面がある仕事なので、特に目は必須です。自信が持てるようにいつも努力と気合いで乗り切っています。
- 亀井病院の良いところを教えてください!
全体のチームワークが抜群に良いです。
緊急処置や手術などが入った場合でも、直ぐに関係部署との連携が行われ、あっという間に準備が整います。防災対応時は、対応力やチーム力があますところなく発揮されて感動を覚えるくらいです。
スタッフ全員の名前が覚えられるくらいの規模なので、コミュニケーションがしっかりとれます。みんなやさしいですね。
- 亀井病院で働きたい方へメッセージをお願いします
亀井病院はどのようなイメージでしょうか?知らない方も多くいらっしゃると思います。
まずは、現場を肌で感じてみませんか?考えたことが実行でき、自分を伸ばしていくことができる場所だと思います。